タンザニアのキリマンジャロ山にかかる夕暮れの空の美しさから名付けられたタンザナイト。バイカラータンザナイトは、一つの石の中に2色が分け入っていることを言います。 微量な金属イオンを含むことで、様々な色に変化すると考えられていて、 バナジウムが多いとブルーになり、クロムが多いと紫色や緑色に、そしてマンガンが入ると赤色、チタンは褐色から黄色に変化します。バイカラーは多色性を持つタンザナイトならではの美しさを楽しめます。そのため、一つとして同じ色合いはありません。タンザナイトはタンザニアのメレラニ鉱山のみで産出され、希少価値が非常に高い宝石です。タンザナイトの多色性は、見る角度によって青色や紫色が強くなる神秘的な美しさを秘めています。色彩と輝き・テリ感も、バイカラータンザナイトの高貴な印象をさらに高めます。