今から100年以上前に作られ状態よく現存している貴重なアンティークジュエリーの展示会を今年も開催させていただきます!
期間中ルシルケイ店内にはアンティークジュエリーが300余点、大集合いたしますので是非見学にお越しいただき運命の逸品を見つけてください。
なお、今回は静岡の両河内で育った希少古茶「日本茶ヴィンテージ」を店内にて新茶と飲み比べて楽しんでいただけます。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
※「新型コロナウイルス」感染拡大防止策として、当イベントは完全予約制でのご来店をお願いしております。ご来店の際は、事前にお電話又にてご予約をお願い申し上げます。
※皆さまに安心して店内でお過ごしいただけるよう、店内のアルコール消毒、スタッフのマスク着用、手指のアルコール除菌、換気等を行っております。
※体温が37℃以上の方・咳やくしゃみをされている方等のご入店をお断りさせていただきますことご了承ください。
今年も新茶の季節がやってきました。「新茶」とは、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のこと。桜前線同様、鹿児島などの温暖な地域から摘み採りが始まり、徐々に北上していきます。作物を通じて、季節や時の流れを感じられることは、自然が豊かな証拠であり、とても有難いことですよね。
そもそも「緑茶」には、煎茶、玉露、抹茶、ほうじ茶、かぶせ茶、番茶…など、様々な分類があります。所謂「緑色」ではないものも「緑茶」と呼ばれるため、驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。「緑茶」は湯で抽出した際の「水色」ではなく、茶葉の「発酵度」によって定義されています。無発酵茶を緑茶、半発酵茶を烏龍茶、全発酵茶を紅茶と分類します。同じ茶葉でも、製法の違いから、形も味も飲み方も違うお茶に生まれ変わるのです。
日本において最も生産量が多い「緑茶」は何だと思いますか?国内で生産されている緑茶の約半数を占めるのが「煎茶」であり、古から日本人が楽しんでいたのもこれに当たります。「煎茶は緑茶の代表格」と言えるでしょう。「煎茶」の中にも浅蒸しと深蒸し製法があり、この蒸し時間によって味や香りが決まると言われています。「煎茶」といっても、その楽しみ方は無限大で奥深いことがうかがえます。
通常、お茶は摘まれて一年以内にブレンド&消費されます。時が経つと劣化し、味が落ちてしまうためです。しかし、劣化しないお茶が存在することをご存知でしょうか。しっかり揉まれ、品質管理を徹底された良品は、劣化することなく、「熟成」されるのです。その年に摘んで揉まれた、最高品質の茶葉のみが、時を経て「日本茶ヴィンテージ」と言われる大変希少なお茶へと生まれ変わり、今を生きる私たちを楽しませてくれます。
フレッシュで鮮やかなグリーンの新茶に対し、蒼みが増し碧色へと近づく深みが美しく感じられる「日本茶ヴィンテージ」。深い奥行きと穏健に円熟した風味、ほど良いクラシックな渋みと端正な優しい香り…。「日本茶ヴィンテージ」はまさに、日本茶の極みと言えます。
この大変貴重な「日本茶ヴィンテージ」を、ルシルケイのアンティークジュエリー展にて、特別に提供させていただくこととなりました。ジュエリーの極みであるアンティークジュエリーを鑑賞しながら、「日本茶ヴィンテージ」をご堪能下さいませ。
>>鈴木 昨年に続き、当社のアンティークジュエリー展にてコラボレーションいただけるとのこと、ありがとうございます。よろしくお願いします。
>>片平 昨年は茶農家集団「ぐりむ」としてのコラボでしたが、今回は「豊好園」としてになります。よろしくお願いします。
>>鈴木 実は、豊好園さんで「日本茶ヴィンテージ」というお茶を扱っていると伺ったのですが、アンティークジュエリーと親和性が高そうだなぁと思って、コラボの依頼をさせていただきました。「日本茶ヴィンテージ」について教えていただけますか?
>>片平 希少熟成古茶のことですね。僕ら茶農家は、その年一番良質な茶葉を「品評会」に出すんですけどね、その茶葉を丁寧に管理・保管して熟成させたのが、「日本茶ヴィンテージ」なんです。通常は保管せずに、1年以内に消費してしまうんですが、豊好園では、保管していたんです。
>>鈴木 そうなんですね!腐ってしまうことはないんでしょうか?
>>片平 お茶は腐るものではないので安心ください。でも、劣化してしまうものがほとんどです。しっかり揉まれた最高級の茶葉だから、劣化せず、熟成に成功しました。
>>鈴木 へ~!すごいですね!どのくらいの期間熟成させているんですか?
>>片平 長いものだと20年以上前から熟成させています。
>>鈴木 そんなに前から!なんだかウイスキーやワインみたいですね。少し試飲させていただくことはできますか?
>>片平 勿論です!淹れますね。
(60℃のお湯にて淹れていただく)
>>鈴木 …初めて飲む味です!コクがあってまろやかというか…甘みも感じます。美味しいです!
>>片平 ありがとうございます。新茶に比べて、赤みがかった黄色のお茶になるんですよね。ガブガブ飲むものではなく、こうやって少量を楽しんでもらうのが、いいかと思います。
>>鈴木 思ったより色は薄い気がします。
>>片平 深蒸しではなく浅蒸しだからですね。真の煎茶は、深蒸しではなく浅蒸しだと僕は思ってます。浅蒸しは何煎も楽しんでいただけますし、茶葉自体が大きいので、茶殻をおひたしなどの料理にして食べるのにも向いているんですよ。
>>鈴木 茶殻を…!お茶の楽しみ方も色々あるんですね。是非、このお茶を当社のお客様にも、提供させていただきたいのですが、可能でしょうか?
>>片平 …はい!20年ものを提供させていただきます。特別に、ですよ(笑)
>>鈴木 ありがとうございます!
>>片平 例えばですが、ちょうど新茶シーズンなので、ヴィンテージと新茶の飲み比べとかはいかがでしょうか。フレッシュな新茶と、熟成希少古茶の、香りや味の違いを実感していただけると思いますよ。
>>鈴木 それ、面白そうですね!是非お願いしたいです。希少なアンティークジュエリーを見ながらいただく日本茶ヴィンテージは格別でしょうね。
>>片平 優雅な時間になりそうですね。
>>鈴木 確かにそうですね。お茶もジュエリーも、良い物は時を超えて私たちを楽しませてくれる。それを実感いただけたら嬉しいです。
>>片平 ですね。では、僕はそれまで美味しい新茶製造に専念します。
>>鈴木 よろしくお願いします!
2021年5月21日(金)~23日(日)、ご予約来店特典として、日本茶の極み、熟成希少古茶「日本茶ヴィンテージ」をルシルケイ店内でお召し上がりいただけます。新茶との飲み比べをお楽しみ下さいませ。
※お電話/アプリからもご予約いただけます。数に限りがございます。無くなり次第終了となります。
アンティーク・ジュエリーとは…
製作されてから百年以上を経過した宝飾品で骨董的価値を持つ装身具(主に欧米で作られたもの)のことをさします。作られてから半世紀程度の年月が経過しており、現代のジュエリーとは異なる特徴や雰囲気を持っています。手間惜しまず1点づつ丁寧に作られていて、その時代ならではの独自のスタイルと美学があることなどを満たしていることがアンティークジュエリーの条件です。良い状態で現存するものは極めて貴重です。
アンティークジュエリーコーディネーター
英国骨董協会LAPADA会員
1965年、千葉生まれ。
拓殖大学政経学部政治学科を卒業後、ジュエリーの専門商社に入社。G.G.(宝石の鑑定、鑑別に関する国際的タイトル)を取得。百貨店部門に7年務めた後、会社の新規事業であるアンティーク・ジュエリー部門に異動。部門責任者として仕入れ、販売に携わり、14年間の会社員生活を送る。2002年に独立。G.G.であるがゆえの見識眼をもって、より美しく着けやすい、生涯寄り添うことのできる上品で麗しいアンティーク・ジュエリーを探し続け、世界中を駆け巡る。
アメシストブローチ
1880年頃イギリス
カンティーユクリソベリルペンダント
1840年頃イギリス
シトリンエナメルブローチ
1880年イギリス
金製ムーンストーンパールブローチ
1980年頃イギリス
ダイアモンド花ブローチ
1880年頃イギリス
ボヘミアンガーネットブローチ
1880年頃ボヘミア地方
ガーネットダイヤモンド指輪
1880年頃イギリス
15金パールダイヤモンドブローチ
1890年頃イギリス
ファーナーオパールブローチ
1940年頃ドイツ
マルカジットオーバルブローチ
1930年頃 イギリス
金製ダイヤモンド指輪
1880年頃イギリス
オパールクローバーペンダント
1880年頃イギリス
金製アール・ヌーヴォーブローチ
1890年頃フランス
ダイヤモンドサファイアピアス
1910年頃イギリス
金製トルコ石ブローチ
1880年頃イギリス
2021年5月21日(金)~23日(日)、ご予約来店特典として、日本茶の極み、熟成希少古茶「日本茶ヴィンテージ」をルシルケイ店内でお召し上がりいただけます。新茶との飲み比べをお楽しみ下さいませ。
※お電話/アプリからもご予約いただけます。数に限りがございます。無くなり次第終了となります。